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「……………」
いやいやいや、何考えてんだ俺は。(ストーカーの自覚があるとは言え)それはダメだろ人として。いくら何でも。さっさと充電して寝よう。
「……………」
ベッドの横に置かれたチェストのチャージャーに乗せた瞬間浮かび上がった壁紙の画像はるきだった。少しの安堵と、俺じゃないのかと少しの寂しさを覚えつつ、電気を消そうとリモコンに手を伸ばすとまたロック画面が動いた。ラインの通知が立て続けに入って来た。
[隼たん最近どうしてんの?]
[クラブにも顔出さないし!]
[あんまりご無沙汰だと浮気しちゃうぞ!]
「……………」
相手は……『本田一誠/本田先生』……先生……先生って……先生か……
隼斗の喫煙者な彼氏さんは先生か。
へ─────。
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