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それとなく白を盛り込むと、こうなる。
例えば、あそこに白いハンドタオルがあった。
白いハンドタオルがそこにあるという前提があると、これがこの物語の起点なんだなと、何となく思う。
白いハンドタオルがそこにあった。
けれども、中々手が届かなかった。
これでも一つの物語であるというより、物語が物語であるという「綴り」でもある訳で、結局何が言いたいかと言うと、物語とは「綴り」の中で生まれるものであり、「綴り」の積み重ねで生まれるものである。
即ち、物語とは綴りの繋がりの中で存在する繋がりそのものでもある。
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