第3章 自己紹介

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そしてちょうど岩肌の壁が曲がり角の様になった地点にたどり着くと、動物の尻尾らしきモノが岩肌の壁の隅に見えていた、そして彼女を連れて来た小鳥達の数匹が壁の向こうに飛んで行く。 どうやらこの声の主は壁の向こうにいるらしい、キセキは壁に手を当ててゆっくりと壁の向こうに頭を出す、しかしすぐに声の主見るのではなく、頭を少しだけ出して反応を見る。 しかし声の主は彼女の事に気づいていないのか、苦しんでいる声しか聞こえて来ない、どうやら相当緊急事態だ、キセキは慌ててその声の主を見た。 「・・・・・っ??!」
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