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で行くと、一人の男目掛けて刀を抜き振り下ろしたのです、目にも止らない早業です、男がぐわ~と言って前のめりに倒れたのです、あわてて逃げようとするので、刀を突き出し逃げ、
れば切るぞというと、
後の二人がそこに座り込んだのです、切ってはいないと言って、後ろからカツを入れると、ふ~つと息を吹き返したので、もう少しで真っ二つだったなというと、命だけは助けてくれ、
と言うので、お前達は元百姓かと聞くとそうですというので、今回は命は取らぬが次はないぞというと、立ち上がり山の中に消えたのです、菊がお侍さんはつよ~いんだと言うのでそ、
うでもないよと笑ったのです、
峠を降りると村が見えて来たのです、ここには庄屋はいないのかと聞くとあの大きな家が庄屋の留吉さん家だと言うので、そこに連れて行くのだと言うと、家に泊まらないのかと聞く、
のでお菊の所に泊まるのだが、米を分けてもらうんだと言うと、ああ、と言って案内したので、庄屋に島津藩のもんだが米を分けて欲しいのだがと、銀の粒二つを渡すと、ハイ、これ、
なら4俵ですがと言うので、
表の馬に積んでくれと頼むと、使用人が馬に積んだのです、あの、旅の方とみうけましたが、ここに、お泊りなさいませというので、お絹の家に泊めてもらうよと言うと、そうですか、
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