4.私じゃない

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オギャー! 生臭い匂いとともに猫の怒りのうめき声が響き渡りました。 恐ろしさで私はどうにかなってしまいそうでしたが、それでも私じゃないと叫び続けていました。 そのとき、窓の外から例の暴走バイクの爆音が聞こえてきました。 私の上の黒い影はその爆音に気が付いたのか窓の外と私の顔を交互に見ました。
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