『小夜と珈琲』 あとがき

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『小夜と珈琲』 あとがき

とてもご無沙汰しています。前回の更新で4月中旬にはリライトを始めて…と書いたにも関わらず未だ着手できていない千冬です。何ならエブリスタの新システムにもまだ慣れていません。PCだと本文の字体を明朝表示にできるんだ!ということに感動したのもつい最近です。そして一向に小説が書けないので、またあとがきでお茶を濁したいと思います。 『小夜と珈琲』は『まくら工場~』と同じくらい昔に書いたものです。そのときはタイトルがありませんでした。そして昨年リライトしたものを、noteに『小さな夜と、珈琲の香り』という題で投稿し、更に改題、改稿してエブリスタに投稿しました。 私はとにかく推敲が好きで、読み返すほどに修正したくなるタイプです。ガンガン文章を削っていくので、最終的に何も書かなくていいのでは、と思うこともしばしば…。 今になって『まくら工場の秘密』や『小夜と珈琲』を読むと、これらを書いていた頃はきっとポエミーな小説を目指していたのだろうと思います。推敲前のものを読むと、綺麗な言葉を並べた意味のない文章が多かったので。でも、それはそれでそのときにしか書けない文章だったのですよね。 私は「もう読み手でいいや」と長らく小説を書かない時期があったのですが、またこうして凝りもせず書くようになったのは、昔書いたものを久しぶりに読み返してみて、恥ずかしいけど悪くない、そのときの自分が何を考えていたのか、日記よりよくわかる(日記を書いていないけれど)と思ったからです。 物語は、ときに自分の姿を映す鏡のようです。それなら今の私が書く物語を、十年後の自分がどう思って読むのか知りたい。最初は未来の自分の暇つぶしのために、自分好みの物語を書いておこうと思ったのですね。 ただ最後まで書くと、どうしても誰かに読んでみて欲しいと思っちゃうよね。それも初めは誰かひとりだけでも読んでもらえればいいと思っていたのに、感想を頂いたりすると、よりたくさんの人に読んでもらえたらうれしい、とか欲が出てきちゃうよね。 というわけで今ここにこうしています。お読みくださった皆さま、ありがとうございました。
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