無地

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いきなり現実に引き戻された。 見知った顔が覗きこんでくる。 「顔恐っ、死体見つけちゃったかと思ってビビったー」 「死体かもよ」 「喋ってんじゃん。ホント何してんの、お前」 「レンこそ何してんの、学校は?」 「俺はいつも通りサボり。んで、昨日一晩中雪降ってたから今日は絶対一番にここに来ようと思ってたのに先こされて驚いてるとこ」 「ふーん」 「お前こそ学校は?」
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