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いつもながらに緊張する すぅーはぁー 深呼吸をして豪華なドアを叩く コンコン 「失礼致します。リシュアン様入ってもよろしいでしょうか?」 「うん、入ってきていいよ」 ガチャ 「失礼致します」 ドアを開けるとそこにはこの世のものとは思えないほど美しい男性が居る。 この方こそが[リシュアン・セフィナード・西園寺]様 私が仕えるセフィナード家の次男でありなんでも出来てしまわれる天才 とても素晴らしいお方、私のようなただのメイドにまで笑いかけてくださるお方 この方が神だと言われても私共は信じてしまうでしょう。 そのような事より仕事をしなければ… 「リシュアン様、旦那様がお呼びです。」 「父様が?どこに行けばいいのかな?」 あぁどんな表情でも美しい… 「旦那様の執務室でございます。」 「うん、分かったよ。ありがとね」 と「ふふっ」っと笑いながら仰りました。 あぁ…これだけで私の人生に悔いなしでございます…
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