課外1:喫茶世界樹と学院七不思議

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「もしかして、この地下迷宮を調査しろとかいわないですよね」 「いうよ」 「でしょうね!」 「大丈夫。私もいっしょにいくから」 「先輩、私より弱いじゃないですか」 「ホエールも強制連行するよ?」 「いやだよぉ」  エミュ先輩が、ホエール先輩の腕を掴んでブンブンと上下させた。  ホエール先輩はされるがままだ。  仲睦(なかむつま)じいことで。 「でもさ。  もし本当に危ないんなら。  この街に魔物が溢れ出す、そんな可能性があるとしたらだよ。  ・・・。  この学院の教授達が、きっと力を貸してくれるはずだって、私はそう思う。  だから、大丈夫だよ」  その理屈には賛同を示したい。  たしかに、それならば死の可能性を大きく低減できそうだ。  研究、忙しい、無理。  という単語達も脳内に浮かびましたがね。  この話はここで終わりなようだ。  さあ、次の不思議はなんでしょうね。
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