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私の知らないあなたがいる
当たり前だけど…
1番あなたの側にいるから
私は気付いてしまった
前より言わない事が増えた事
前より笑わない事が増えた事
違う人と時間を重ねてる
違う人と体を重ねてるかもしれない
そんな疑惑と確信
それでも聞けない…聞かない
それでも私のとこへ
あなたは帰ってきてるから
もしかしたら
心は帰ってきてないのかもしれない
それでも待っていれば
いつもあなたは帰ってきてくれる
簡単に聞けるような言葉が出てこない
もしかしたら
本当の事を言われる気がして…
聞きたくない事を言われる気がして…
怖くて普通の会話さえ言葉を選び
言葉を選ぶ私に
あなたも言葉を選んで会話する
互いに何か確信をつかれたくなくて
会話が減る
真実が減る
笑顔が減る
それでも側に互いにいたいから
同じ場所に戻ってきてるんだよね…?
長く側にいる事が安心感にならない
幾つになっても不安はぬぐえない…
たくさんの思い出も
もろく崩れてく音がする…
それでも待つ事しか怖くてできない私は
あなたに甘えてるのか
あなたを信じてるのか
明日も一緒にいられるか分からない気持ちで
今年もクリスマスプレゼントを考える
どうかサンタさん
私にあの人を下さい…
この先、プレゼントなんていらない
だからお願い…
あの人の心も
いつか一緒に帰ってきてくれるように
あの人の心を届けて下さい…
出来ないのなら…どうか
他の誰にも乗り越えられなかった過去も
家族では助けられなかった試練も
これまで一緒に笑い合った
たわいもない日々を
あの人に届けてあげて下さい…
帰ってくるあの人の瞳に
今、私はうつってない
このまま消えてなくなりそうな
こんな私に
良い子で待ってますから
プレゼントを下さい…
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