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2 漫才
ブックショップザット、本屋それ、本やそれ。 関西弁。
「つまらない」
脳内で考えていたはずなのに隣に座っている鶴柿がツッコんできた。
「おまえは超能力者か?」
縦川はマジでビビった。
「雨のち晴れの日」
絢香の歌を鶴柿は口ずさんだ。
「雨の日晴れの日、詐欺師」
「鶴柿、もう古いっていつの話?」
縦川は怪訝そうな顔をした。
「雨の日晴れの日、曇の日、雷の日、霜の日」
いつまで続くんだ?と、縦川は思った。
「え?下の日?エロいん?」
縦川はコイツと漫才やったら面白い!と、高尾駅で鶴柿と会ったときにビビッときた!
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