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「アイト.........何で?
何でそんなに優しいの?」
アイトは不思議そうな顔をして
アイト
「えっ!?それが普通だろ?
ユウカ、今までどんなやつと
付き合ってきたんだよ(;゜∀)」
「私、付き合ったことなんかない
私を愛してくれる男なんかいないよ.....
私は男の人には愛されないんだ.......
だから......だから、セフレしかいない......」
アイト
「ユウカ.........それは違うと思うけど?
何があったか俺は知らない。
だけど愛されない人なんかいな..........」
アイトがまだ話していたけど
遮るように言い放った
「私は愛されたことない!
自分の実の父親も知らない!
新しくきた父親なんか............」
そこまで言って言葉に詰まった
「ごめん........アイトに話すことじゃないよね....
ごめんね?つまんない話しちゃって(笑)」
嫌な空気が流れるなか
最後は笑いながら謝った
そうなんだよアイト...........
私は愛されないんだよ......
アイト
「ユウカ...........」
「ごめん、今日は帰るね♪
じゃぁね・・・」
そう言って荷物を持ち
立ち上がって玄関まで走った
靴を履き玄関のドアノブに手をかけ
一気に扉を開けると
無我夢中で走った
駅まで振り返らず
走ってきた
息を切らしながら
後ろを確認する
やっぱり付いてきてない
そうだよね。
それでいいんだ。
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