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転んだ場所から立ち上がり
電話に出た
『もしもし?ユウカ?』
母からだった
「うん。どうしたの?」
母
『ごめんね?
今日、このままホテルに
泊まることになったの。
だからお留守番宜しくね?』
「うん、わかった..........」
母
『あら?元気ないじゃない?
何かあったの?』
「何もないよ♪大丈夫!
楽しんできてね♪」
心配かけないように
わざと明るく振る舞った
本当は帰って来てほしかった。
あんな家族でもこんなときは
いないよりましだから......
母
『そお?何かあったら
直ぐに連絡頂戴ね?
閉じまりちゃんとするのよ?』
「大丈夫だから。おやすみなさい」
そのまま母の言葉を待たずに
電話を切った
シーンと静まりかえった家の中
寂しさが込み上げてきた
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