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母が妊娠した
私は素直に嬉しかった
『妹か弟ができる♪』
『お姉ちゃんになるんだ♪』
母も私がが喜んでいると
にこにこな笑顔で
「おねえちゃん、宜しくね♪』
って言ってくれてた
だんだんと母のお腹は
大きくなりもうすぐ産まれる♪
義父がいないときは
母のお腹に手を当てて
赤ちゃんとお話
義父が帰ってくれば
母には近づけない.........
ある日の夜中
バタバタとせわしない
足音が家に響いていた
眠っていた私は起き上がり
リビングに下りていく
母は苦しそうにもがきながらも
私を見つけると
ぎこちない笑顔で
「赤ちゃんに会えるよ♪
病院に行くから支度してね♪」
そう言ってくれた
だけどそれを聞いた義父は
「ユウカちゃんは
お留守番しててね？
いい子だからできるよね？」
顔は笑ってたけど
目は笑ってなかった
素直に従うしかなかった
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