実質的なハーレムになっちゃいました!?

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女性陣のみんなは頷く。あと嘘の僕にも正座してろと言ったはずなんだけどなぁ。 「何その表情!僕も林斗なんだからこっち側のはずでしょ!?[楽魅]の赤ちゃん孕むよ?」 「何その脅し文句!助けて!ガイルさん!ガラム!」 「お主一応左大臣なのだが…敬語は使わんのか?」 「いいじゃないっすか。単純な強さで言えば林斗さんのが上っすよ?」 「そこを俺も兄貴も否定出来ないのが辛い!ぶっちゃけ俺は武力、兄貴は知力なのに!」 「だんだんとそれて行ってるので、林斗。[楽魅]という名前と[嘘]という名前について教えて下さい。」 「あー、待って。怒ったり悲しんだり喜んだりするのは大変なのさ。」 「じゃあさっさとしてくれ女装ビッチ。」 「てめぇっ!気にしてる事言いやがったなぁ!?…まぁいいや。決定権。一時的に怒りを分離させ、1人の人間とする。」 僕の影から、もう一つ僕の体が現れる。それはゆっくり目を開けると… 「…もう説明の時間か。さて[楽魅]。先程はお楽しみでしたなぁ?」 「お前に対して怒りがふつふつ湧いて出てくるよ。」 「[怒り]だけにか?ハッハッハ!」 「…決定け」 「すいませんでした。」 「よろしい。じゃあ残りは喜びと悲しみか。まあ悲しみは楽だからなぁ。ちゃちゃっと呼ぶか。」 僕は、ハデスを失った時の事を思い出し、悲しみの感情が湧いてくる。そのタイミングで、悲しみを分離させる。 「…これでいいかな。あとさハデス。ハデスは一応僕の自慢の彼女なんだからさ。こっち側来てもいいと思うんだ。」 「いや、そっちに行きたいのだが…みんながこっちにいる中でそっちに行くのは駄目だと思うのじゃ。」 「偉い!更に可愛い!そういう所が僕の自慢の彼女!」 「…今は…説明の…場面でしょ?」 「おおう、[悲しみ] 。いつ起きたの?」 「ずっと起きてたよ…」 「ごめんなさい。だからあれはやめて下さい。」 「…いいよ。ボクを見捨てなければ。」 「いや、見捨てるわけないだろ?僕は…どうしたの正座班 。凄い膨れっ面だけど。」 『またボクっ娘を…!』 「…?…うん。どういう事だ?」 「なんで…分からないの?ボクは女の子だよ?」 あーそりゃぁね。[悲しみ]は黒のショートカットで上下黒のシャツとズボンだからね。 「 まぁ、ボーイッシュで僕は可愛いとおもうけれどね。」 [悲しみ]の方から幸せオーラが来てる。そんなに喜んでくれるなら嬉しいな。
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