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「俺の事を褒める時はカッコいいって言え!」
「全く、素直じゃないんだから。めちゃめちゃ喜んでるじゃん。」
「すまん林斗は後で好きにしていいからとりあえず先に説明してくれるか?」
「説明は、わたくしに任せてくれますか?」
「ああいいよ。やっぱり[恐怖]は頼りになる!好き!」
「…さあ説明会を開きますよ!」
「スルーされた!酷い!」
「酷いのはお前だ!もっと俺達に構ってくれよ!」
可愛い!ちょっと捻くれてるとこがもっと好き!みんなが怒ってるのも可愛い!ハァ…
「みんなが可愛くて愛おしくて好き過ぎて…もうっ!すっごく幸せ!」
「[楽魅]。それはわたくしも入ってますの?」
「え?当たり前じゃん。」
「貴方は後で覚悟しておいて下さい。3人も一緒にお仕置きしましょう?」
「…え?もしかして僕に可愛いとか好きだとか言われるのが嫌なの?それならごめん。これからは言わないようにするよ。」
[恐怖]の方から、何か聞こえる。
「…別に嫌だとは言ってないですわ」
「うえ?なんか言った?」
「な、何も言ってないですわ!わたくしは説明するのでそちらで好き勝手にイチャイチャしてくれます!?後で本当に覚悟して下さいね!?」
[恐怖]を怒らせちゃったのかな?悪い事をしたなぁ。謝らないと。
「…本当に…[恐怖]は…素直じゃ…ない。」
「もうちょっと素直にならないのかあいつは。」
「[怒り]が言えた事じゃないけどね。」
「さて、まず最初に聞きたい事はありますか?悪魔三人衆プラス王家兄弟。」
『酷い括り方だ!』
「[恐怖]はそういう所が可愛いんだけどね!」
「[楽魅]?後で…」
「いやぁ!痛いのいやぁ!」
「いや、痛くしないですから」
「ほんと!?えへへ。[恐怖]大好き!」
何か一瞬[恐怖]がよろけたような…
「大丈夫?[恐怖]。よろけたように見えたけど。」
「別に大丈夫ですわっ!お仕置き前に思う存分イチャイチャしてて下さいな!」
「…質問はもうしていいっすか?」
「ごめんなさい。答えられる質問には答えていきますわよ」
「じゃあ…」
アークが[恐怖]に耳打ちをしてる。すると[恐怖]の耳が赤くなる。なんて言ったのかな?
「…な!なんでそれを今言ったのかしら!?」
「いや…凄い心の中が好きって気持ちでいっぱいになってますよ?」
「そ!そそ、そんなわけ無いですわ!」
「そんなわけある……あぁ、なるほど。嫌だって事ですね。近くに張本人がいるから。」
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