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ガイルさんは趣味の悪い2つの石像の内の片方の前に立ち、宝石を嵌め込む。すると、壁に穴が現れる。おそらくワープホールだろう。
「ほぉ…。どこぞの女装ショタさんとは違って、優秀ですなぁ。」
「誰が年中常時発情期女装ショタだ!」
「誰もそこまで言ってませんよねぇ!?というか常時発情してるってなんですか!?性欲満たされないんですか!?」
「大丈夫だよアーク君![楽魅]の性欲を満たす為にビデオ撮ったんだから!」
「というかその性欲の対象、多分林斗の感情の貴方達含めて女性陣全員に向けられてますよ。」
「平気…[楽魅]の性欲が抑えきれなくなると…ボク達が…性欲を満たす為に…奮闘する。」
『………!』
みんな?なんで唖然としてるの?
「あの時は大変だったなぁ。僕達みんなが[楽魅]の欲求不満を無くす為に、[楽魅]に突かれ続けたんだよね。」
「そうだな。俺なんか荒縄を使われて、おかしくなるかと思うほど色々やられたし。」
「わたくしに関しては手足を縛られた状態で放置プレイとかしましたわ…」
「言葉の…続き…言わなくても…、[楽魅]以外には…すぐにわかるほど…分かりやすい。顔…赤いよ。」
「[悲しみ]?それは言わない、お・や・く・そ・くでしょ?」
「痛い痛い![恐怖]!やめて!頭…痛いから!」
みんなが普通に話してるように見えるけど、僕にはわかる。みんな僕のはずなのに嵌めてよこようとしてる!
「…林斗。流石に私でもそれは引くな。なんでこんな変態好きになったんだろ?」
「バステト酷い!」
「それは儂も無理じゃな。」
『うんうん。』
みんなに引かれてるのがわかる…。無理。死にたい。
「[楽魅]…!落ち込まない…で!あ…あとでお仕置きされるから…そこで反省して貰えば…」
「すいません死んできますみんなに嫌われるなんて…。生きてたら迷惑をかけるのでちょっと三途の川渡ってきます。」
「林斗ストーップ!ごめん!本当にごめん!あとで…は先客いるから明日!私達を好きにしていいから!」
「うん。じゃから元気を出せ。林斗。」
「…あぁ、はい。すいません取り乱しました。さて、行きましょうか。」
「あ、あと言い忘れてたから言っていいか?」
「なんですか?」
「…これ魔王の城に直接繋がってるから魔物に何かされる心配しなくて良かったんだ。忘れていた。」
「もっと早く思い出せよぉ!」
「すまない。だが、向こうに負担をかけないように少人数で行くぞ」
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