実質的なハーレムになっちゃいました!?

4/14
前へ
/40ページ
次へ
「…えっとな?林斗。手短に説明するぞ?林斗がバステトに殴られて気絶する。バステトが林斗に嫌われたくないと言ったから色仕掛けじゃ。」 「…え?嫌われたくない?元々バステトは僕の事嫌いなんじゃないの?」 「は?」 「え?」 … 「ねえハデス?私はその事を隠してるんだよ?」 「あ、うーん。まぁ、今更でしょ。林斗にはきっとバレるっていうか…林斗?知ってるよね?」 …ま、マッカーサー。バレてないバレてない。僕は意外と隠し事が多いんだよ。こっそりハデスやバステトやアスタロトやお姉ちゃんでじしょ…いや、やめとこう。まぁバレるわけは… 「私達が初めて会った時、きっと私とバステトは、アスタロトとスカーレットの契約者も、君に惚れたんだ。君には、表現出来ない魅力があるからな。きっと…あー、私達の初めてを君は貰ったんだろ?」 「(めちゃんこバレてるーっ!!!)」 僕は慌て、言い訳を口から捻り出す。言い訳と一緒に冷や汗も捻り出されたのは僕の欠点だろう。 「べ!べべ、別にぃ?別に僕は4人のしょ…初めてなんか貰ってないですしぃ!?」 「なんでそんな冷や汗かいてるのかな?もしかして…図星、だったりしてぇ?」 うぐっ!バステトがすごい小悪魔に見えてくる!サキュバスだよこの子! 「…そうですよ。図星ですよ図星。それでぇ……何故僕の手をハデスはそこに当ててるんですか?」 「別にいいじゃないか。私はちゃんと、告白…」 ハデスが顔をほんのり赤くする。やめて!理性の負担がすごいの!本能抑えてるんだから! 「…告白を…したんだから。」 「思ったんだけどさ。ちょっと言っていいですか?」 「なぁに?林斗。」 ハデスが可愛らしく首を傾げてくる。あぁ!ハデスに首輪を付けて(ピーーーー)…おっと、ちょっとトリップしかけたな。ハデスが本気のキョトン顔してるし、続き言うか。 「なんで告白とかの事は恥ずかしいと思ってるのにノーパンで好きな人に色仕掛けするのは恥ずかしくないんですか!?」 「…いやだって、もう私の身体は全部、余すところなく、ご馳走さまされてるわけでしょ?」 「言い方をなんとかしなさい!女の子がはしたない!」 「私女の子って歳じゃないんだけどなぁ。あとさ、林斗。そっち見てみて。」 ハデスが指を指したから僕もそちらを見てみる。みた先では、バステトが顔を赤らめ、もじもじしている。…可愛いに決まってるだろ!…あーうん。聞いてみるか。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加