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1人は喜びを噛み締め、1人は嫉妬しつつも友と共に喜んだ。最後の1人は、他の2人を愛し、愛おしく、微笑んだ。
カシャッという音が聞こえるまで。
「誰!?」
バステトは叫び、ハデスは構える。その中で1人、それを誰がやってるかを林斗は知っている。
「…ハァ。せめて音消して欲しかったな。[嘘]?降りてきて?」
「えー。なんで分かっちゃうの[楽魅]は。僕、もうちょっと撮りたかったんだけど。アークに頼まれてるし。」
「頼まれてるからって言われても、もうバレてるよ?それ見して。なに撮ったの?」
………ふーん。うん。
「ありがとう[嘘]。あとで好きなもん奢ってやるよ。」
「じゃあ…[楽魅]自身をくれない?」
「お前さらっとエッチな事言うよな。エッチなのはいけないと思います。」
「えー!いいじゃん!僕もノーパンにしてきたんだよ?」
「…うへぇ。」
「なにその、うへぇ。って!何!?僕の身体は…自分で言うのもなんだけど魅力的だと思うよ!?」
「同じ顔だよ?僕とお前。あーけど、自分と同じ顔の女の子を亀甲縛りしたり…自分がやられてるようで!想像しただけでゾクゾクする!」
「僕…ちょっとそういう性癖は持ち合わせてないかな。」
「うるさい。お前を裸にして外に放り出すぞ。」
「むしろ大歓迎!あ、けれどその時は色々お尻に入れてほしいな!例えば…[楽魅]の意外と大きいあれ…とか!」
「お前…同じような性癖持ってるじゃねえか。」
「しょうがないよ。オリジナルは[楽魅]だし。オリジナルの思考にコピーの思考が被るのは当たり前だよ。…そういえば[楽魅]、君のあれはまだ被ってるのかな?」
「ノーコメント。あとバステトとハデスはどうして張り切るような表情なの?」
すごい拳握ってるけど。何を張り切ってるのかな?
「林斗…儂!林斗の要望には出来る限り答えるつもりじゃ!だが…野外プレイはちょっと恥ずかしいのじゃ…。」
「林斗!私も…林斗が喘いでるところを想像するとゾクゾクしてきちゃう…?」
「ねえ何この淫乱ピンクしかいない空間!みんなそんな頭の中ピンクだったっけ!?」
「[楽魅]。それ自分も淫乱ピンクだって事になるよ。」
「間違ってないむしろ大正解。今も理性を保つのがきつい。」
3人が苦笑いして離れていく。さっきの発言は一体なんだったんだ。あとなんで若干照れてるの。
3人は息を吸い、大きな声で叫ぶ。
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