(4) ハピメリ

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 校庭の木々が鮮やかな色で染め上げられた季節もあっという間に過ぎ去り、すっかり葉は枯れ落ちてしまい、景色が何となく寂しげな雰囲気を醸し出している今日この頃。  私、平井まどかは、図書室当番をこなしながらも、ぼんやりと窓の外を眺め、溜息をついていた。
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