プロローグ

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プロローグ

ゼルハルト大陸。この大陸はもともと大きな一つの大陸だった。しかし、一つの隕石が星に衝突直後、楔のように八つに別れた。そして、大陸に刺さり八つに裂いた。さらに、その大陸にいた人々を路頭に迷わせぬよう、楔それぞれに女神が降り立ち、人々を全ての厄災から守るために、結界を張り守った。そのときが続くこと千年。降り立った女神の一人が、一人の魔族に大陸の支配を乗っ取られてしまった。そして、また一人また一人とついには、最後の大陸が乗っ取られるかと思いきや、実は乗っ取りに来た魔族はそのレベルに達するものが七人しかいなかったため、取られずにすんだものの、他の大陸の女神とどうせ一緒なんだろうと、人々に思われてしまいその女神は、肖像を蹴られ砕かれなどされ大陸は無法地帯となり、魔族どころか無法者たちに取られてしまった。そして、最後の大陸の光の女神は考えた。異世界の誰かを転生させて最強の者にすれば救うことができるのではと……。これはまだこのお話の序章に過ぎない…………。
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