束砂さん&五丁目さんのばーすでぃちょっと前

3/6
前へ
/6ページ
次へ
その一方、にょたチョコ男子たちは居酒屋で打ち上げをしていた。 学生もいるからアルコールなしの打ち上げだ。 「もうすぐ束砂さんの誕生日だね」 瑠璃くんが、揚げ出し豆腐を口にしながら、そんなことを口にした。 「そうだなぁ。束やんの誕生日プレゼント、何がいいかな?」 タッくんは枝豆を口にしながら呟く。 「タッくんグッズでいいんじゃない?ナイト様だし」 良くんは手鏡を見ながら呟く。食い気より色気だ。 もちろんにょたチョコ男子全員まだ女体化したままである。 「ダメだね。束やんはタッくんグッズは全部揃えている。束やんが見逃す訳ないじゃん」 げたんわくんは、しょうが焼きをぽいぽいと口に放り込みながら、そう言い放つ。 「そうだ!五丁目さんなら巧く聞き出せるんじゃない?冷静だし」 香多くんの提案に五丁目さん以外が頷いた。 「五丁目さんなら安心」 「げたんわくんより頼れるしな」 「五丁目お願い!」 「お願いしまーす」 色んな料理をちょっとずつ食べていた五丁目は、うーんと悩んだが「いいでしょう」と快諾をした。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加