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その一方、にょたチョコ男子たちは居酒屋で打ち上げをしていた。
学生もいるからアルコールなしの打ち上げだ。
「もうすぐ束砂さんの誕生日だね」
瑠璃くんが、揚げ出し豆腐を口にしながら、そんなことを口にした。
「そうだなぁ。束やんの誕生日プレゼント、何がいいかな?」
タッくんは枝豆を口にしながら呟く。
「タッくんグッズでいいんじゃない?ナイト様だし」
良くんは手鏡を見ながら呟く。食い気より色気だ。
もちろんにょたチョコ男子全員まだ女体化したままである。
「ダメだね。束やんはタッくんグッズは全部揃えている。束やんが見逃す訳ないじゃん」
げたんわくんは、しょうが焼きをぽいぽいと口に放り込みながら、そう言い放つ。
「そうだ!五丁目さんなら巧く聞き出せるんじゃない?冷静だし」
香多くんの提案に五丁目さん以外が頷いた。
「五丁目さんなら安心」
「げたんわくんより頼れるしな」
「五丁目お願い!」
「お願いしまーす」
色んな料理をちょっとずつ食べていた五丁目は、うーんと悩んだが「いいでしょう」と快諾をした。
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