第四章 恋なんてもうしないと思っていたけれど

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 洋風ファンタジーな世界観で、不思議な能力を持つ主人公が様々な人と出会い、時に事件に遭遇しながら自分の秘密に近づいていくって感じのストーリーで、攻略対象として出会うのはアズとシークレット含めて五人いる。  総合的にハッピーエンドは甘々でめちゃくちゃ尊いんだけど、最近の乙女ゲームはバッドエンドで主人公が死んだり攻略対象が死んだりとにかく死んだりとまぁ……胸が締め付けられる展開が多い。  件のアズルートでは主人公の能力を狙う悪い組織の大ボス(紳士なイケオジ)が登場するのだけど、実は終盤でアズはその組織と繋がっていたことが判明するの。  その時にはほぼ相思相愛が確定していた二人だっだけど、アズは主人公を護る為に悪い組織側につくことを決意し、主人公の前から去ってしまう。  でも、主人公だってアズの事を助けたい。だけど組織の大ボスは狡猾で、主人公をじわじわと追い詰めて──とうとう主人公は選択を迫られる。 『私の元へ来るか、皆を犠牲にして一人だけ助かるか──さぁどうする?』
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