パーソナリティ障害の私

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パーソナリティ障害の私

パーソナリティ障害の私は誰? 私の人生が始まったのは24歳の時。 地元の青森を後にして愛知県で働いていた。 地元が青森だということ、自分の誕生日は知っていた。 それ以外は何も覚えていなかった。 仕事を頑張っていた時、会社の上司にストーカーを受け、不眠症になり、鬱になった。 その頃から、自分が覚えていない地元青森での生活を送っている夢をみる様になった。 つぎはぎな、断片的な、自分では無い感覚があった。 私は気が強いが、夢の中ではいじめられっ子。 学年中で虐められていた。 無視、暴言、階段から落とされるなど、やられていた。 それを自分の目で見ている。 でも自分では無い感覚。 それを医師に伝えてみたが、ただ薬を増やされるだけだった。 段々と夢の時間が逆行していった。 多分小学生に上がる前位だろうか? 自分の母らしき人に包丁を突き付けられていた。 その横には男がいた。 下半身だけ裸の男が… 母らしき人は自分に包丁を突き付けながら、こう叫んでいた。 『お前が誘ったんだろ!殺す!うちからこれ以上奪うな!』 意味がわからなかった。 私は裸で母らしき人に否定していたが、包丁を構え、何かを喚いていた。     
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