01 ネコゾンビ

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暗いくらい暗い道。 ボクは、ゆっくりと歩いていた。 そこは、本当に暗かった。 「死んだの?」 制服を着た女の子が、ボクの体を持ち上げた。 「私の名前は、マカ。  ネコちゃん、お名前は?」 「……」 ボクは、死んでいる。 だから何も答えれない。 「そう、死んだの……」 マカは、そう呟くとブツブツとつぶやき始めた。 「生命の源よ。命の伊吹よ。  今こそ再び、その伊吹を戻したまえ!!」 ボクの体が、軽く宙に浮いた。 「レビバル」 ボクの体が輝き、そしてゆっくりと息を吹き返した。 「改めて聞くわ。  私はマカ。貴方の名前は?」 「ボクはボク  あれ?ボク言葉が喋れる??」 「うん  貴方、今日から私の使い魔」
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