01 ネコゾンビ

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「使い魔?」 ボクは、マカに聞き返した。 マカは、コクリと頷いた。 「ボク、死んだんじゃないの?」 「死んだよ」 「でもボク、死んでない……」 ボクには、マカが言っていることが理解できなかった。 「まぁ、ゾンビね。  そう!  君は、ネコゾンビなの!」 マカは、そう言って手をパチンと叩いた。 「ネコゾンビ?」 「うん♪  そして、私が君のご主人様よ」 「ご主人様……?」 「そうよ。  貴方は私の使い魔」  使い魔……  なんだろ、それ…… ボクは、思った。 「貴方は私の仕事の手伝いをするの」 「お仕事のお手伝い?」 「そう」 「わかった。がんばる」 「君が良い子で良かった」 「ボク、良い子?」 「うん  いい子」 「ボク、良い子……  うふふ……」
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