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「使い魔?」
ボクは、マカに聞き返した。
マカは、コクリと頷いた。
「ボク、死んだんじゃないの?」
「死んだよ」
「でもボク、死んでない……」
ボクには、マカが言っていることが理解できなかった。
「まぁ、ゾンビね。
そう!
君は、ネコゾンビなの!」
マカは、そう言って手をパチンと叩いた。
「ネコゾンビ?」
「うん♪
そして、私が君のご主人様よ」
「ご主人様……?」
「そうよ。
貴方は私の使い魔」
使い魔……
なんだろ、それ……
ボクは、思った。
「貴方は私の仕事の手伝いをするの」
「お仕事のお手伝い?」
「そう」
「わかった。がんばる」
「君が良い子で良かった」
「ボク、良い子?」
「うん
いい子」
「ボク、良い子……
うふふ……」
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