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「私ですか?
私の名前は、星新一とでも言っておきましょうか……」
「からかってるの?」
「からかってなどいませんよ……」
「今日は、貴方に挨拶に来ました」
「挨拶?」
「今日より、貴方をサポートさせて頂く事になりました」
星は、そう言うとニッコリと笑った。
「サポート?
私の使い魔なら既に居るわよ?」
ボクは、にゃんと鳴いた。
「これはこれは。
立派な使い魔だ……」
星は、そう言うと再びニコリと笑った。
ボクは、思った。
なんか馬鹿にされたみたいでムカつく。
「私は、使い魔じゃありませんよ。
先ほども言ったとおり、貴方のサポートに来ました。」
マカは、首を傾げた。
「貴方は魔王として魔道師協会に認められたのですよ。」
「え?嘘??」
「本当です。
私は、最初の仕事を貴方に伝えに来ました。」
「最初の仕事?」
「最初の仕事は、罪人中川圭を殺す事」
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