第2章 彼女は宇宙人

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「長旅で疲れてるの、もう少し寝かせて、後で話すから……」  彼女はそう言うと、布団を捲り上げ手招きする。  「ねぇ、こっちにおいでよ」  俺は何の躊躇(ためら)いもなく、ベッドに入った。何故なら、これは俺のベッドなのだから……。  だけど隣に女性が寝ているのに、平然と眠れるはずもなく。  俺は天井を見上げ彼女が起きるのを待った。  (……いったい彼女は誰なんだ?)
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