女神の聖誕祭

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次の日、昼間から打ち上げ花火の音が聞こえて遥は目が覚めた。 「ん・・・あれ?」 時計を見ると昼の12時過ぎで少し寝過ぎてしまったようである。 遥は元々は沢山寝るタイプで、しっかり睡眠をとらないと顔に出るタイプである。遥としてはクールでポーカーフェイスを装おっておきたいので眠気や疲れが顔にでない様に毎日8時間から10時間寝る。 「あ?、ん・・・。まだ寝たりないな・・・。しかし、寝るわけにいかないしな・・・。」 遥はベッドから起きて眠気を覚ますためにシャワーを浴びにいく。 基本的に遥は眠気を覚ますために毎朝シャワーを浴びて、朝シャンもするのだ。理由は少しでも女子っぽく見せるためである。 今日もいつも通りにシャワーを浴びていると何かを忘れているような気がした。 シャワーを浴びながら遥は胸を気にしながら、何を忘れていたのか思い出す。 「むっ・・・。そういえばクレアはどこだ?まさかあの女王様、勝手に外に出歩いたのか?」 そうなると大変だ。現代知らずのクレアでは町でまともに買い物すらままならぬであろう。 「まったく。仕方ない・・・探しにいくとするか・・・」 不満そうな顔を浮かべて遥はタオルで身体を拭いて、一張羅の着物に着替える。
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