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第4章 遺書
『オマエの敵は俺が討つ。だからオマエは安心して生きろ。俺がいないと生きられない?そんなわけがあるか。人間はな、もっと強く、図太くできてるんだ。俺がいなくてもなんとかなるさ。なんて、ごめな。正直、俺はオマエがいなくても生きて行けるか、って言われたら微妙だわ。でも、多分生きると思う。俺は罪を犯したから先に逝くけど、オマエは哀しいだけじゃない、もっと綺麗な景色を見て、美味いもん食って、悔しいけど、できるなら誰かを愛して、愛されて、幸せになれ。苦労した分、誰よりも幸せに』
そうして白い行間を空けて、
『真白、幸せになれ。生きろ
優里』
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