株式会社「地球」
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一方の月はというと、気楽なものだ。 太陽がとても仕事の出来る人なので、 自分はその恩恵にあやかって 輝いているだけでいいのだ。 太陽のように一生懸命輝かなくても、 夜空というスクリーンの中では 自分が最も大きく映し出されている。 路頭に迷える不審者でも、旅人でも、 寝転がりながら照らしてやるだけで
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