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オレ
夜月 雲影
(ﾖﾂﾞｷｳﾝｴｲ)
「なるほど、だから
靄(ﾓﾔ)に憑かれずにすんだのか…」
翠湖は頷いた
翠湖 せせらぎ
(ｽｲｺｾｾﾗｷﾞ)
「とりあえずさ…校舎からでよう
どこの教室からも嫌な感じしかしないから…」
ふむ、仕方ないな…
オレ
夜月 雲影
(ﾖﾂﾞｷｳﾝｴｲ)
「わかったけど…教室に忘れ物した！」
翠湖は眉を下げた
翠湖 せせらぎ
(ｽｲｺｾｾﾗｷﾞ)
「ま、マジか…うぅ
仕方ないなぁ、お供するよ…」
オレは翠湖と一緒に教室まで戻ったが
その扉の前にいた炎山に拳を向けられた！
炎山 揺羅祁
(ｴﾝｻﾞﾝﾕﾗｷﾞ)
「っと！やめときな、夜月！
この教室は異形の者達で溢れてるぜェ！」
靄(ﾓﾔ)が取り憑いたクラスメイト達を
オレ達は異形の者と呼んでる…
しかし、これでは忘れ物が取りに行けない…
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