24人が本棚に入れています
本棚に追加
/93ページ
トウマが予約してくれた所
そこはホテルだった
ノア
「ここ？」
トウマ
「うん。ダメだった？」
ノア
「そんなことないよ？でも・・・」
ノアから言葉が出てこなかったのも無理はない
だってそこは
ビジネスホテルとか普通のホテルじゃない
有名な星がつくようなホテルだったから
ノア
「高いでしょ？」
トウマ
「うん・・・まぁ、正直ね？（笑）
でも、俺の気持ちだから・・・」
そう言って中に入った
フロントに行くわけではなく
エレベーターに向かいボタンを押した
すぐにエレベーターは到着し
中に入り迷いもなく最上階のボタン
着くまでの間お互いに話すことはなかった
『チン』
目的の場所に着くと
ノアの方へ振り向きニコッと笑顔で手を差し出した
まだ戸惑いながらも差し出された手を握りレストランへ
お店の人に案内され奥の窓側の席へ
案内途中、私は思わず漏らしてしまった
ノア
「凄い・・・」
最初のコメントを投稿しよう！