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シロが女賢者たちを部屋に入れてから自分も中に入り、扉を閉めた
シロ
「……………………」
そして扉を固定すれば少し離れる
女子供
「あ、の…………」
シロ
「黙ってろ」
シロは口元に指を持っていけばシー、と合図を見せてからじっと扉を見ている
そして女賢者に手で壁を指差して次に子供たちを指差せば払うように手を動かす
女賢者はそれの意味に気付けば子供たちを手招きして壁に寄る
それを見ればシロはゆっくりと剣を抜いた
そして少しして…………
シロ
「【貫け】」
???
「ギャッ!?」
シロが剣に魔力を込めてその場で扉に向けて突きを出せば扉に穴が開いて潰れた声が聞こえてきた
シロ
「………………………一人か」
シロは魔力を切り、剣をしまえば扉を開ける
そこには大柄の男が喉に穴が空いた状態で倒れていた
シロ
「さっきから視界を感じると思えばこいつだったか
身なりの鎧からしてここの城の騎士か」
シロは男の顔を掴み、見ていたが立ち上がり、中に入れば女賢者の腕を掴み、部屋から連れ出せば男の顔を見せた
シロ
「こいつに見覚えは?」
シロがそう言えば女賢者は首を縦に振り、書こうとするがシロは手を掴み、止めさせた
シロ
「知ってるだけで十分だ
他にも複数の視線を感じたが」
シロは女賢者を連れて教会の方に戻れば…………
???
「あっ、キャプテン
終わりやしたぜ」
???
「コイツら、戦いなれてねぇですぜ」
二人の子供らしい男たちが六人の男たちの亡骸の上で笑っていた
シロ
「【アウル】【フィーユル】
ご苦労」
アウル
「それにしてもこの剣は弱いね
すぐに折れちゃった」
フィーユル
「そりゃあ【魔族】と【ハイエルフ】の僕達にとっちゃあこんなの切れない包丁だよ」
アウル
「それもそっか」
二人はニシシと笑いながらシロを見た
シロ
「逃がしては?」
アウル、フィーユル
「「居ないよ♪」」
シロ
「よし」
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