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勇者一行
「「「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?」」」
奥の間では勇者達が奮闘するも魔王の波動をまともに受け、吹き飛ばされた
魔王
「はははは!!!
この程度か!!?
勇者の力とは!?」
勇者
「つ、強い…………」
女僧侶
「もう………………回復が…………無いです…………」
女格闘家
「ふざけ…………ないでよ……………
ここまで………来て…………」
勇者達がふらつきながら立ち上がると魔王はじっと観察するように勇者を見た
魔王
「ほぉ?
先程から不思議に思えたが女だったか」
女勇者
「だから何よ!」
魔王
「くくく!!
丁度いい!!
いいオモチャが手に入りそうだ」
魔王はそう言うと姿が消えた
女勇者
「っ!?
消え!?」
女勇者が素早く左右を見たが首に衝撃が走った
女勇者
「えごぉぉ!?」
魔王
「ほぉ?
なかなかの女だ」
いつの間にか魔王が女勇者の首を握り締め、宙に吊り下げ、マジマジと顔を見ていた
女勇者
(そ、そんな!?
み、皆!)
女勇者は助けを求めるように仲間に目を向けるがそこに写ったのは倒れる仲間たちだった
女勇者
「え、がぁ………!?」
魔王
「いい表情だ
これなら夜が楽しみだ」
女勇者の目から光が消え始め、絶望に沈み切ろうとした時
ダァン!!
魔王
「っ!?」
発砲音と共に魔王が大きく吹き飛び、女勇者が放り出された
ガシッ
女勇者
「げほっ!?おぇ!!?」
女勇者は噎せながらも顔を上げればそこには…………
???
「おいおい、なんだこりゃ?
何でこんな所に女が居るんだ?」
海賊が居た
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