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シロ
「野郎共!!
話はそこまでだ!!
コイツが魔王ってんならやることは一つ!!
武器を取れ!!」
「「「おぉう!!」」」
シロの号令に仲間たちが剣や銃を構える
魔王
「貴様ら!!
何が望みだ!!?
何故、ただの海賊風情の貴様らが我に歯向かう!!」
魔王の問いかけに思わずシロは笑ってしまった
あまりにも無策で、あまりに下らない内容の為、笑ってしまったのだ
シロ
「人間は欲深い生き物だ
それこそ、女と遊び、金が欲しい
そんな所だろうな
だがな………………
俺達が求めるのはたった一つ
誰も目にしたことのねぇロマンって奴だ」
シロはゆっくりと歩き出しながら口を開き、話始める
シロ
「誰も知らない未知の風景、未知の海、未知の土地、未知の生き物…………
それこそがロマン
そして全ての生きる者たちは全てが自由だ
己が心にある自由の翼を広げ、自由に生きる
それこそが最高の生きざまだ
そのためにお前がその道を阻むんだ
ならば…………
てめえは俺達の航海を邪魔をするただの化け物だ
だからお前を潰して俺たちはその先の海へ行く
だから邪魔をするな!!!」
シロが走り出せば仲間たちも走り出せた
魔王
「来い!!
海賊がぁぁぁ!!」
魔王も剣を構えた
そして海賊と魔王が激突した
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