6人が本棚に入れています
本棚に追加
葵side
先生の温もりがじんわり移る。背中に飛びついたから顔は見えないけど耳が真っ赤になってて、さっきの言葉はほんとだったんだって安心する。
「んふふふふ」
「キモイ、つーか離れろ」
「ひどい!だってさーほんとに先生がさぁ……んふ」
「うわぁ……ま、お前ずっと言ってきてたしなー俺の事好きだって」
「そーだよー。1年の1月16日から!」
「ちょっとは照れろ、つーかよく覚えてるな」
「あったり前だよ、忘れるわけないじゃん」
葵、高1の1月15日。
私が先生を好きになったわけ
最初のコメントを投稿しよう!