海上解放軍【御劔の柱】

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居住区に入れば零は真っ直ぐある建物に入っていった  そこは浜辺に近く、桟橋が海に伸びて船が停められるようになっている そして建物はリゾートにありそうな綺麗な作りになっているがそれほど大きいほどではない そこに零は住んでいた 零は玄関に着けば扉を開けて中に入っていった 零 「ただいま」 小さくボソッと呟いてから靴を脱ぎ、廊下を歩いていればふと、リビングから匂いが漂ってきた 扉を開けて中に入れば女性がソファーに寝そべりながらジャスミンティーを飲んでいた ??? 「あっ、お帰りなさい」 零 「………………あぁ、ただいま アリサ」 零はそんなアリサの姿に安心して微笑めばアリサが起き上がった隣に座った アリサ 「お疲れ様 しばらくは休んでいられるの?」 零 「いや、少し休んでからまた出撃だ」 アリサ 「そう……………」 アリサはコップを置けば少し落ち込んだように肩をシュンとさせていた 零 「大丈夫だ 俺達は必ず戻ってくる」 アリサ 「ん…………… 分かってる」 零に引き寄せられ、アリサは寄りかかるように体を倒せば零に頭を撫でられて安心したのか微笑んでいた 零 「香水変えたか?」 アリサ 「ううん 変えてないよ」 零 「そうか なんかいい匂いがする」 アリサ 「えへへ♪ じゃあいっぱい嗅いでいいよ♪」 零 「んじゃ、そうする」 アリサ 「んーー♪」 零がアリサを抱き締めればアリサも零に強く抱き付いた 零 「温かいな」 アリサ 「うん」 二人はリラックスしながらしばらく抱き締めあっていた
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