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陽翔
「アクティブセンサー三機、装填完了
いつでも発射可能だ」
陽翔は振り返り、零を見れば零は頷き、綺羅と真人を見た
零
「やるぞ
三人別々の方にセンサーを操作して目的海域に入る」
綺羅
「真人
しくじるなよ?」
真人
「てめぇだよ!?」
零
「アクティブセンサー発射!!」
昌之介
「発射!!」
昌之介が端末のキーを指で叩けばイーリスの船首の脇がガコンと下がり、細い三本の線が出来ればそこから魚雷みたいにアクティブセンサーが発射された
アクティブセンサーは少し進めば先端から透明になっていき、完全に海の色と同化した
真人
「センサーの透明化、正常に始動
真っ直ぐ進んでいるから問題はない」
綺羅
「操作も問題ないぜ
これなら十分後に海域に侵入する」
零は操りながらアクティブセンサーたちから送られるマップ表示を見ていた
零
「稲穂
警戒を更に強めてくれ」
稲穂
「あいよ」
稲穂は端末をカタカタと弄りながらモニターを見ている
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