駆逐艦イーリス

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現在………… 空は曇天が広がり、黒煙が辺りを覆っていた 海軍 「イージス艦【ムササビ】!! 大破!!」 海軍 「【ヴェリス】!! 更に湾内に進行を続けています!!」 大きなモニターの前に海軍の軍服を着た大勢の海軍の男たちが慌てていた 海軍大尉 「くそっ!? あと残ってる艦は誰だ!?」 指揮を取っていた男が前の海軍兵の肩を掴みながら聞くと海軍兵は慌てた様子でキーボードをカタカタと鳴らしながら入力後、大尉を見た 海軍 「イージス艦【スピーツ】、【ガルネイダ】、【テイシン】です!!」 海軍大尉 「何としてでもこれ以上の進行を防げ!! ここを越えられれば直ぐに居住区まで射程圏内だ!!」 海軍 「【ムササビ】撃沈!! 更に【ガルネイダ】損傷拡大!!」 指令室に不穏な空気が漂い始めた時、モニターが警報を鳴らし始めた 海軍大尉 「今度は何だ!?」 海軍 「湾内に艦が侵入!! これは……………!! 友軍反応!!」 海軍大尉 「何!? 誰だ!?」 海軍 「称号確認!! 駆逐艦【イーリス】です!!」 海軍大尉 「何だと!?」 海軍 「駆逐艦イーリスより通信!! 前に出します!!」 海軍の一人がそう言い、モニターを見ればモニターに一人の男が映し出された ??? 《こちら駆逐艦イーリスが艦長 【風神零】(ふうじんれい)だ そちらの司令官と話がしたい》 海軍大尉 《私だ!!》 零 《時間が無い 簡潔に言う 今すぐ艦達を下がらせろ そちらの武装は既にヴェリスに調べ上げられ、貫通は愚かダメージも与えられない》 海軍大尉 《っ!? 了解!!》
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