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イーリスから放たれた砲弾は真っ直ぐ翔び、左側のヴェリス艦に直撃した
稲穂
「直撃!!
シールドを張るのが遅かったな!!」
稲穂がニヤリと笑っていればすぐに真剣な顔になり、振り返った
稲穂
「ヴェリス艦からミサイル!!
数は多数!!」
零
「綺羅!!」
綺羅
「オッケー!!
対空射撃開始!!」
綺羅がそう言えば機銃が一斉に動き、レーザーを断続的に撃ち、弾幕を張るとミサイル群が次々と爆発していく
綺羅
「っあぁぁ!?
予想してたけど多い!!?
真人!!
予定通りエネルギー回せ!!」
真人
「もうやってる!!
砲の方にも回すぞ!!」
真人が端末を仕切りに操作すれば対空レーザーの勢いが増し、更に弾幕を張り続ける
昌之介
「そこだ!!」
狙いを定めていた昌之介は主砲を放てば先ほど当てたヴェリス艦に当たり、爆発した
稲穂
「一隻沈黙!!」
零
「油断すんな!!
敵はわんさか来てんだぞ!!」
零が渇を入れながらイーリスの航行を更に速め、左に進み始める
零
「ミサイル射程距離に入った!!
陽翔!!」
陽翔
「もう装填はおわってんだよ!!」
昌之介
「よし、稲穂!!
狙いを付けろ!!」
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