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零が歯切りしをしながら苦しそうに言った途端、イーリスが激しく揺れた
零
「っ！？
どうした！？」
真人
「シールド臨界点に近い！？
このままだとシールドが破られるぞ！？」
真人が必死に対応しているがイーリスの周りのシールドが所々、薄くなっていっている
要塞型ヴェリス艦の砲撃は更に激しさを増し、イーリスも反撃しているが押され始めていた
昌之助
「この距離と角度なら！！
当たる！！」
イーリスの魚雷管が動き、左を向けば四つと消滅魚雷が発射された
晴翔
「次弾装填！！」
魚雷管はすぐさま、元の向きを向けばすぐに消滅魚雷が装填されていく
零
「稲穂！！
魚雷は！？」
零が聞きながらイーリスを更に大回りに旋回させていれば放たれた四つの魚雷は要塞型ヴェリス艦に向かって行っているが突如、要塞型ヴェリス艦の砲が海面を向けば全砲放たれ、海面が吹き飛んだ
稲穂
「だぁぁぁ！？
当たる前に吹き飛ばしやがった！？」
稲穂が叫ぶ中、またイーリスの警報が鳴った
稲穂
「また強大エネルギー反応！！」
零
「皇！？
ブーストの冷却は！？」
皇
「まだ済んでねぇよ！？」
皇が叫びながら操作しているがブーストの温度が下がりきっていなかった
零
「真人！！」
真人
「無茶言うんじゃねぇよ！？
シールドの耐久も限界近いんだ！！
他に回してたエネルギー止めるぞ！！」
真人が操作して他の所に回してたエネルギーの供給を止めればシールドが一気に張り直された
その瞬間、要塞型ヴェリス艦からレーザー砲が放たれた
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