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水潮がそのまま進んで行けば急に警報が鳴り始めた
聖奈
「要塞型ヴェリス艦から爆雷が投下」
亜美
「そのまま進む」
水潮が進んでいく上から爆雷が沈んでくれば爆発していくが水潮に当たってない
響
「装填完了」
聖奈
「目標真上」
亜美
「響
撃ち始め」
響
「了解」
響がキーボードを操作すれば水潮の上と左右が開けばミサイルが連続で放たれ、真上を目指して進んでいく
亜美
「急速潜航」
ミサイルを撃ち終えれば水潮はミサイルハッチを閉め、深く潜り始めた
そして次の瞬間、後方から爆発の衝撃波が来た
聖奈
「全弾命中
要塞型ヴェリス艦の動きを奪った」
聖奈が振り返り、亜美を見れば亜美は冷静にモニターを見ていた
春日
「艦長
どうします?」
亜美
「水潮はこのまま海底まで潜水
待機」
亜美はそう言いながら深く椅子にもたれかかった
額の汗をタオルで拭いながらモニターに映る駆逐艦の艦影を見た
亜美
(あとはお願い)
海上駆逐艦イーリス
零
「任せろ!!」
要塞型ヴェリス艦の動きが止まったのを確認すればイーリスは大きく旋回し、一気に接近していた
零
「昌之助!!
雷撃戦!!」
昌之助
「もう管は向けてある!!」
イーリスの魚雷管は既に右へ向いており、更に砲も向いていた
真人
「残りのエネルギーを魚雷シールドに回す!!
これで最後だ!!」
零
「一発勝負だ!!」
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