日本領海解放戦

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零がボトルから水を取れば蓋を開けて一気に流し込んだ 零 「ふぅ……… やっと一息つけるか………」 稲穂 「だといいけどな」 零の呟きに稲穂が苦しそうに告げればモニターを出せば駆逐ヴェリス艦が全艦、イーリスに近づいて来ていた 皇 「おいおいおい……… 流石に連戦は止めてくれよ………」 昌之助 「流石に冷却してるから砲は撃てねぇぞ」 零達の間に緊張が走る中、稲穂がある事に気付いた 稲穂 「っ、白旗………」 先頭の駆逐ヴェリス艦の艦首に白旗が旗目当ていた 晴翔 「降伏か?」 皇 「罠の可能性もあるぞ?」 真人 「零 どうする?」 真人たちの視線が零に集まる中、零は大きく吸ってから目を開いて稲穂を見た 零 「稲穂 降伏を受け入れるよう打電を打ってくれ」 稲穂 「まぁ、零ならそうするよな」 稲穂も予想はついてたのか零に言われた途端、打電を打ち始めた 真人 「長かったな…………」 晴翔 「何言ってんだよ? たかが日本領海を取り戻しただけじゃねぇか」 昌之助 「あぁ、寧ろここから始まるんだよ 全領海を取り戻す戦争が」 昌之助の言葉に頷きながら真人達はモニターに映る駆逐ヴェリス艦達を見た イーリスの前までくれば停止すればイーリスの通信が鳴り始めた 稲穂 「先頭の駆逐ヴェリス艦から通信 どうする?」 零 「出よう 通信をモニターに出してくれ」 零がそう言えばすぐに稲穂が動き、モニターに映し出された
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