日本領海解放戦

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モニターに映し出されたのは真っ暗な画面であった そして画面に何らかの文字が浮き出てきた 零 「…………読めるか?」 零以外 「「「「「「いや、全く」」」」」」 しばらく画面と睨み合えば零がボソッと言えば昌之助達は息が合ったように揃って答えた 晴翔 「おい、どうすんだよ? 全く読めねぇぞ これ………」 綺羅 「いや、そもそもこれって何処の文字だ? 少なくとも英語とかギリシャ語ではねぇだろ」 零 「もしかして暗号文章か? でもわざわざこれで通信で打つのもおかしい」 零達が首を傾げていれば先頭の駆逐ヴェリス艦がイーリスに近付いて来た すると突然、イーリスの船体が光り始めた 零 「っ!? どうした!?」 真人 「わかんねぇよ!? おい!?皇!! お前なら分かるか!?」 皇 「しらねぇよ!?」 零達が慌ててる中、光はどんどん強くなり、遂には目を開けていられなくなった 零 「っ!!」 全員が目を瞑り、光が収まるのを待った しばらくして光が弱まり、収まった事に感付けば全員が目を開けた 昌之助 「な、何が起こった?」 昌之助が気の抜けたように呟いた 皇 「はぁ!? 何だよこれ!?」 その隣で叫んだ声に見れば皇がモニターを見ながら驚いていた 昌之助 「どうした?」 皇 「エンジンが増えてるのと出力が前の三倍になってんだ!?」 零 「はぁ!?」 皇の言った意味が少し遅れて理解すれば零は思わず声を上げた 真人 「っ!? エネルギーの量が増えてる!? いや!? これって前よりも倍に!?」 綺羅 「おいおいおい!? どうなってんだよ!?」
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