日本領海解放戦

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潜水艦 水潮と合流し、イーリスの船内厨房では零達が目の前の光景に言葉を失っていた シェリア 「美味しい!! これも美味しい!!」 視線の先では黙々と料理を食べては幸せな表情を浮かべているシェリアが居た 問題としてはその食べる量ではあるが……… 春日 「凄いわね………… この食べっぷり………」 晴翔 「あぁ、正直に言ってここまで食うとは思ってなかったな…………」 春日と晴翔はその光景にただ呟くだけだった 皇 「おぅ、美味いか?」 シェリア 「えぇ!! こんな美味しいの初めて!! 只でさえ無味のアレを飲んでたからかもだけれど!!」 響 「なら、もっと食べるといいよ あっ、でも野菜もね」 すっかりシェリアの保護者みたいに皇と響が彼女の料理を運んであげたりしている様子を見ながら亜美はそっと厨房に来た 零 「真人!! どんどん作れ!!」 真人 「わーてんだよ!!」 厨房では真人と零が忙しく行き来しながら料理をどんどん作って行っている その時折、零はビール缶を飲みながら調理をしている 亜美 「零………」 零 「んぁ? 亜美か どうした? まさかシェリアがもう食い終わっちまったか?」 亜美 「ううん…………違う これしに来た………」 亜美はそう言い、グラスを零に向ければ零は納得したようにビール缶を持てばグラスに当てた 零 「お疲れ様」 亜美 「………ん♪」
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