駆逐艦イーリス

4/6
前へ
/56ページ
次へ
右側へ進むイーリスに気付いたのかヴェリスが全員旋回し始めた 稲穂 「敵艦、旋回!! こっちに頭を向ける気だぜ!!」 零 「好都合だ!! 【滅源魚雷】装填は終わってるな!!」 零がそう言えばイーリスの魚雷管が左に向けて動き出した 陽翔 「装填なら終わってる 昌之介 撃ったら砲を回頭させとけ」 昌之介 「もうやってるわい!!」 イーリスの二門の主砲が左に向けて旋回し、上下に砲が動く 皇 「エンジンの出力、少し上げるぜ!!」 真人 「シールドチャージ完了 砲撃されても防ぎきれる」 零 「滅激魚雷!! 一番から四番、放て!!」 零の声に合わせ、魚雷が発射された 海に入れば魚雷線を書きながら進んでいく 稲穂 「敵艦、主砲発砲!!」 零 「真人!!」 真人 「早速かよ……………」 真人が打ち込めばイーリスの左側にシールドが張られ、翔んできた砲撃を防いでいく 砲撃が当たる度にイーリス左舷の海が波を荒げ、衝撃を物語る 零 「そろそろ魚雷が当たるだろ!!」 零の言った通り、4つの魚雷は既に敵艦に迫っていて、二隻の脇へ突き当たった 当たった瞬間、ドーム状に空気が広がれば急激に狭くなり、ヴェリス艦を左舷側を空間事、消し去った瞬間、爆発が起きた 稲穂 「全魚雷、命中!!」 零 「よし!! 残り三!! 一気に攻めに出る!!」 零はそう言えばイーリスを右に旋回しつつ、大回りで敵艦の脇を取り続ける
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加