御劒での会議1

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真人がそう言いながら冷蔵庫の所へ行けば戸を開けてガサゴソとお茶を取り出せばシェリアに投げ渡した シェリア 「おっとと、これは?」 真人 「お茶だ 水と同じだから安心して飲め」 真人も同じお茶を取り出せば蓋を開けて飲めばシェリアも真人の真似をして蓋を開けて飲み始めた シェリア 「ん、これは冷たくて美味いな それに味がある」 真人 「お前の反応を見る度に俺たちと違うって思っちまうな」 シェリア 「それもそうだろう 私とお前達では味覚とかの器官は初めて作ったようなモノだ」 真人 「そうかよ」 真人はぼんやりと考えながらもシェリアと向き合うように椅子に座った シェリア 「こっちに座ればいいのではないか? ここはお前の部屋ではないか?」 真人 「お前な…………… 人間には色々とあんだよ あと常識を学んだ方がいいかもな」 真人は苦笑いを浮かべながらシェリアを見ていたがふと、シェリアが真人をじっと見つめてきた 真人 「んぁ? どうした?」 シェリア 「そう言えばお前、仲間と一緒の部屋では無いのか?」 真人 「そうだが………… まぁ、人それぞれだ」
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