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今から二年ほど前………………
まだ人類がヴェリス艦から海を取り返せず、制海権が失ったままの頃……………
海上自衛隊が沖合でヴェリス艦を押し返すのがやっとであった
そんなある日、家の階段を上っていく彼女は目的の部屋前に来ればノックした
アリサ
「零~、朝だよ~
起きてる~?」
アリサはそう言いながら返事を待ったが返って来ず、ドアを開けて中に入った
部屋の中に沢山の本が積み重なっていたが綺麗に整頓されていた
そして部屋主はと言えばベットの上で包まり、まだ静かに眠っていた
アリサ
「零~
お母さんが朝食作ってるから起きて~」
アリサが零を揺すれば零はモゾモゾと動き、布団から手が出れば時計を掴めば時間を見た
零
「……………あと五分」
アリサ
「だめだってばぁ~」
アリサは強引に布団を剥ぎ取れば零が眠そうに体を起こした
零
「ったく、眠っ…………」
アリサ
「へへへ♪」
アリサは無邪気に笑えば零に顔を近づければ額にキスをした
アリサ
「目が覚めた?」
零
「……………まぁな」
零もお返しとばかりにアリサの額にキスをすればベットから降りて、着替えを取った
普通にしてるが彼らにとってはいつもの日常であった
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