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悠斗に連れられ、零はエレベーターに乗り、ここ【御劔の柱】の塔最上階に連れられてきた
指令室に入れば既に女性がお茶の用意をして待っていた
???
「お帰りなさい」
悠斗
「あぁ、いつもすまんな
レイラ」
レイラ
「いいのよ
私が好きで悠斗の手伝いしてるんだから」
レイラはそう言い、席に着けば悠斗も指令椅子に座る
悠斗
「さて、風神艦長
詳しい報告を頼めるか?」
零
「はい」
零は悠斗の前に座り、お茶を一口飲んでから詳しい状況などを報告していく
報告していくに連れ、悠斗の表情は難しくなっていた
悠斗
「湾内に九隻……………
戦艦や重巡が居なくて幸いだったが…………
イージス艦一隻が轟沈、一隻が大破か
いよいよヴェリスたちの行動が活発になり始めたな」
零
「それでは他の所でも?」
悠斗
「あぁ」
零が聞けば悠斗は頷いてため息を漏らした
悠斗
「【スレディブ】【モーフェル】【黄龍】【ネルシェル】…………
他の奴等もヴェリス艦との戦闘し、戻ってきた
艦数はこれまでの倍…………
そろそろ奴等に打撃を与えないとこちらもヤバくなる」
零
「では」
悠斗
「動くしかないだろうな
しばらくしたのち、日本正面海域を解放する
ただ今、動けるのはイーリスのみだ
補給を終えて休んだ後、頼む」
零
「了解しました」
零は立ち上がり、一礼すれば部屋を後にした
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